絵で見る創意くふう事典  》 第15章 地域  》 障害者支援
 
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地域‐1504 困っている人の力になる…B障害者支援 BACKNEXT


 このページの掲載事例→                          ●150401 スクールヘルパー事業  
 ●150402 障害を持つ人のために自助具をつくる
 ●150403 オレンジゆずるタクシー
 
【150401】 スクールへルパー事業  


■守口市シルバー(大阪府)の女性会員は介護サービス事業・家事援助サービス事業などとともにスクールヘルパー事業を行なっている。

●介護ヘルパー事業:体力・敏捷性は若いヘルパーに及ばないが、利用者と年齢的に近いだけ、気持ちが通じやすく、さらにサービス単価が高いため、身体介護は若いヘルパーに、生活支援はシルバーにという棲み分けができつつある。
●家事援助サービス:女性会員による掃除・洗濯・買物・食事作り・老健施設でのコインランドリーでの洗濯、男性会員による大型家具のゴミだし…などを行っている。
●子育て支援サービス:母親の外出時の子供の見守り、一時預りの託児施設「ララキッズ」、学習教室(おさらい教室、そろばん教室、パソコン教室、着付け教室)などを実施している。
●スクールヘルパー事業:小中学校の支援学級で学習する障害のある児童の遠足や運動会で車椅子を押したり、トイレの介助を行なっている。修学旅行や林間学校など宿泊を伴うサービスを引き受けることもある。

取材先 守口市シルバー人材センター
取材 2013/09/17
掲載 
月刊シルバー人材センター201312

 
【150402】傷害を持つ人のための自助具をつくる  

■障害を持つ人が日常生活で困難な動作を自分で行えるように工夫した道具のことを「自助具」という。彦根市シルバー人材センター(滋賀県)の「ひこね自助具開発工房」では会員たちが、障害を持つ人たちから依頼され、みんなで工夫しながら自助具を作っている。たとえば次のようなものがある。

[大根おろし、万能スライサー(写真右)]
大根おろし器に木枠を取り付け、木枠の底に出っ張りを付けて、それを調理台の縁に引っ掛けて固定できるようにし、片手で大根おろしや野菜のスライスができるようにしている。
[片手用マナイタ(写真左)]
連子状の平行線の網で野菜などまな板の上の食材を押さえ、平行線の間から包丁を差し入れて押し切る。包丁の柄は片手で体重をかけやすいように上向きに取り付けられている。

 

[箸ホルダー]
利き手に障害が出ると箸を持ってものを挟むことが不自由になる。そこで、従来はピンセットのように上部をヒンジでつないだ箸が使われていたが、これだと、外食するとき、常にその箸自体を持ち歩かねばならない。そこで「箸ホルダー」を開発した、2枚の透明のプラスチック板を2カ所輪ゴムでとめたもの。この間に箸みプラスチック板中央部の突起を支点として箸を開閉させると、箸の先端を一点で合わせることができる。

 

[ソックスエイド]
膝や腰の悪い方が一人で靴下を履くための道具。縦に2カ所、切れ目を入れたプラスチック板の芯を布で覆い、紐を取り付ける。これを使うときは、片手でプラスチック板の切れ目に沿って三つ折りし、それを円筒形の治具に差し込んで固定する。その上から片手で靴下を被せる。そして、靴下を被せたソックスエイドを円筒形の治具から外して足先を入れ、紐を引くと靴下が履ける。

 

[ソリティア]
木製の盤上に縦横に穴があけられていてそこに駒(ペグ、杭)がはめ込まれている。駒は隣の駒の向こうに他の駒がないとき、それを飛び越えることができ、飛び越えられた駒は盤から取り除かれる。そのルールに従って駒を取り除いていき、駒が一つになったら成功。1人できるゲームで、脳トレグッズとして障害者施設や老人施設で活用されている。

 
取材先 彦根市シルバー人材センター
取材 2014/10/17
掲載 
月刊シルバー人材センター201501
【150403】オレンジゆずるタクシー   


箕面市シルバー人材センター(大阪府)は、市からの要請で移動困難者支援の社会実験として「オレンジゆずるタクシー事業」を展開している。小中学校に通学する重度障害児を送迎するほか、9時から14時の間は要介護、要支援の認定を受けた高齢者や身体障害者の病院までの送迎を引き受けている。

取材先 箕面市シルバー人材センター
取材 2016/07/13
掲載 
月刊シルバー人材センター201609

 
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