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このページの掲載項目→ | ●提案制度調査との関わり | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
●書籍版「絵で見る創意くふう事典」の発刊 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1.提案制度調査との関わり |
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■月1回開かれていたその例会では、従業員の参画意識を引き出すためのHR(Hmumam
Relations、人間関係)手法のひとつとして、朝礼、社内報、誕生会…などとともにしばしば提案制度が取り上げられ、メンバー企業間でその進め方が情報交換され、提案実績に関するアンケート調査が行なわれていました。当時の提案制度は、従業員に自由に提案させることで、会社との間に良好な関係をつくり、参画意識を高める方策ととらえられていました。 ■私、山口が調査を担当するようになったのは、それが少し変化し始めた頃でした。高度成長で勢いを得た日本企業が従業員の高い忠誠心を背景に、アメリカから入ってきたQC手法を普及定着させるというねらいもあって、全員一丸となって創意工夫・改善・改革を推し進めるようになっていっていたからです。提案制度は、参画意識を引き出すためのものから、具体的な改善を引き出すためのものへと変わりつつありました。ZD(Zero
Defect)運動、QC(Quality Control)サークル活動、JK(自主管理)活動などの小集団活動が始まり、その改善アイデアを水平展開しての個人単位の改善を提案・報告させ、表彰するための手段となり、提案は改善の活発さを示すバロメーターとみなされていました。 ■そんな中で、各社で何件の提案が提出されたか、そのうち何件が採用され、実施され、どれくらいの賞金が支払われ、どれくらいの経済効果が出たか、この活動をどのように推進しているか…それをまとめた調査は、企業間の競争意識を背景に注目を浴び、参加する企業が年々大きく広がりました。 |
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2.書籍版「絵で見る創意くふう事典」の発刊 | ![]() ![]() ![]() |
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3.ネット公開のいきさつ | ![]() ![]() ![]() |
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■その後、いくつかの人事労務専門誌、社員教育誌などで改善の記事を書かせていただきながら、「絵で見る創意くふう事典」の増補改訂版を出すことをずっとめざしてきました。改善事例の取材を続け、それを文章化し、事例に即した絵を描画ソフトで描きました。だが、私には販売ルートがありません。揖斐氏もやがて日本提案活動協会を退かれ、出版を肩代わりしてもらえる先を見つけることもできないまま、いつしか時代が変わり、改善提案事務局にダイレクトメールを送りつづけるだけでは本は売れなくなりました。 ■グローバル化の波が、この国の立ち位置を変え、人々の働き方を大きく変えてしまいました。「失われた10年」の中で、リストラが進み、多くの工場が東アジア諸国に移り、国内は非正社員化が進みました。「創意くふう」「改善」が企業経営の中で重要な役割を担った時代は過去のものとなりつつありました。このままではそれまで書き溜めた取材事例は陽の目をみないまま終わってしまう。それなら、お金儲けにはならないけれど、ネットで公開しようと決めました。2007年のことです。 ■創意工夫・改善・改革という言葉は、いまも頻繁に人々の口に上ります。しかし、大手の会社にその取材を申し込んでもほとんど受けて貰えなくなりました。「もうそんな時代ではないのです」そう言われたこともありました。働くすべての人を巻き込み、上下のコミュニケーションを通じて、改善を積み上げていくには、組織を挙げた膨大な手間とエネルギーが必要ですが、もはや、それだけの余力は残っていないようです。1人ひとりのそれぞれの持ち場での小さな「改善」をあざ笑うかのように、グローバル化圧力が、賃金の髙い日本人から仕事を奪い、賃金の安い国の人々に仕事をさせるという地球規模の「改善・改革」を推し進めたからです。 ■仕事というのは、先輩から教えられた通りになぞることから始まります。しかし、そのままでは仕事に使われているだけです。その上に自分なりの創意工夫・改善・改革を付け加えることで、私たちは仕事の主人公になれる。仕事の主人公となってはじめて、その向こうにもっと大きな世界が見えてくる。創意工夫・改善・改革のない社会はそもそもありえない。ただ、それが見えにくくなった。いま、それが見えるのは元気な中小企業だけです。経営者たちは、世の中の行方を見定め、お客様の支持を獲得する方法を探り、それに働く人たちの力を集中させるために、日々創意工夫・改善・改革を続けています。それを取材し、まとめることで、世の中の創意工夫・改善・改革の一端を見えるものにしたい。それを目標に、このサイトを充実させていきたいと考えております。 |
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「絵で見る創意くふう事典・インターネット版」は次の各社のご支援をいただいており、その了承を得て、各社の刊行物所載の山口の取材執筆記事、事例を当サイトに再掲載しております。 ■日本監督士協会(http://www.kantokushi.or.jp/) :社員教育誌「リーダーシップ」の発行元 ■㈱ブレーン・ダイナミックス(http://www.brain-d.co.jp/) :社員教育誌「燃えよリーダー」「ポジティブ」の発行元 ■㈱日本HR協会(http://www.hr-kaizen.com/) :社員教育誌「自己啓発」「創意とくふう」の発行元 ■㈱労務行政(http://www.rosei.jp/) :人事労務専門誌「労政時報」「月刊シルバー人材センター」の発行元 ■学研産業教育事業部 :社員教育誌「Think Up」の発行元 ■日本VMセンター(http://www.maroon.dti.ne.jp/nvmc/) ■エーヴィ開発研究所(杉本勲代表)(http://hccweb6.bai.ne.jp/mip-dmp/index.html) |
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